政見、政治姿勢 バックナンバー.016


四選をめざす町長の驕り

 現職の芹澤町長が、来年3月に行われる町長選に4選をめざして出馬することを12月議会で表明しました。

 いっぽう私は、今でも権力の乱用がめだつ町長の四選は権力の一極集中をさらに強め、今まで以上の弊害をまねく可能性があるので、函南町に町長の任期を3期、12年までとする条例を制定してはどうかと、一般質問で町長の見解を質しました。

 もちろん、4選出馬を表明したあとで、町長がそのような条例の制定を認めるはずもなく、多選の弊害は否定するし、権力の乱用についても、自分はそんなことはしていないと否認しました。

 しかし、町長が在任中の功績として挙げた、保健福祉センター、温泉会館、ごみ焼却場、大竹トンネル、新庁舎などの建設に、強い権力を持った町長の意向が反映していることは明らかです。

 また、それらのハコモノ建設の陰で、老朽化して耐震強度の劣る保育園、幼稚園、学校などの改修や立替え工事が先送りされて来た事実にも、町長の権力が関わっていることは否定できません。

 役場内でも、議会においても、町長の権力に対する抑止力がはたらかない実情が典型的に現れたのが、町長の公金による違法な株式投資でした。全国ニュースにまでなったあの異常な事件に対し、芹澤町長は今でも非を認めようとしません。

 このような町長の四選出馬表明を有権者の皆さんはどう受け止めたのでしょうか。四選を確信しているかに見える町長の驕りにレッドカードをつきつけようと、多くの有権者の方々が選挙日の到来を手ぐすね引いて待っている、そういう気がしないでもありません。

 そのためには、住民の立場に立って民主的で透明性の高い町政運営を行うと期待できる対立候補が選択肢として必要です。それを待望する有権者の声は私の耳にも入ってきます。何はともあれ、来年の3月26日を新生函南町の出発の日にしたいものです。


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